八月の歌

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
来月9月の中旬を迎えると、退職して丸一年となります。働いていたのはつい昨日のような気分と、もうずっと遠い昔のことのような気分も交錯して、意識が弾厚作してきます。
しかし八月に歌を聞くとすれば、「君といつまでも」ではなくて石川セリの歌う「8月の濡れた砂」にしたいと思います。

わたしの海を まっ赤に染めて
夕日が血潮を 流しているの
あの夏の光と影は どこへ行ってしまったの
悲しみさえも 焼きつくされた
あたしの夏は 明日もつづく

1971年に封切られた同名の映画の主題歌だったのですが、この歌詞に気怠い石川セリの歌声が絡むと、夏が終わる頃の漠然とした喪失感を感じずにはおれませぬ。(あれれっ、妙に感傷オヤジになっているではあーりませんか? うるへー!)

という事で、昨日は三田の学生街にある立ち飲み酒場「たけちゃん」から始めて結局は、ハシゴ2軒、計3軒という事になりました。トーキョーの元職場からも近いこの田町駅の一帯は、夏休みのため学生の姿はまばらで、週末のサラリーマンたちで賑わって居りました。こちらのメンバーは港のヨーコ、六本木のボクと元横浜桜木町職場3名でしたが、久々、酒の強いメンツであります。立ち、座り、立ち という組み合わせで、トーキョーで立ちのハシゴは始めてかなっと記憶をたどりました。もう戻っては来ない夏の日々に、昨日の夏も加わりました。

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明日は、トーキョー元職場の山の会の軽ハイクで、昼は八王子、夜は同期バンドのライブ観戦で四谷と予定つめつめです。

そして下記、ブルース・ライブも迫っています。大阪で発見したマッドハープ加藤氏の東京上陸です。見るからにコテコテそうですが、優しい語り口と激しいハープ、必見です。

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